『片腕カンフー対空飛ぶギロチン』
1975年公開
監督:ジミー・ウォング
出演:ジミー・ウォング、サン・マオロン・フェイ
【あらすじ】
時は、18世紀清朝。
中国各地から武術大会に集まった武術家たち。
その中に片腕を切り落とされ、代わりに鉄の左腕を手に入れた無双の武術家(ジミー・ウォング)の姿があった。
彼が片腕カンフーである。
そしてそこに現れたのは、盲目の老暗殺者。
彼は弟子の仇を取るため、必殺の「空飛ぶギロチン」を武器に片腕のカンフーの命を狙う!
【見どころ】
今作は、同監督の『片腕ドラゴン』(1972年)の続編。
荒唐無稽な演出から現在でもカルト的人気を誇る作品である。
なんと、あの、クエンティン・タランティーノも、この映画の大ファンである。
彼の代表作である「キル・ビル」には、この映画のオマージュが各所に見られるのがその証拠である。
他にも、伝説的ヒップホップグループ、ウータンクランも、この映画からインスピレーションを受けている。
タイトルからは想像もつかないくらい、とにかくスタイリッシュ。
無許可で使われている音楽とかも最高にカッコいい。
まったく内容の無い話だし、ツッコミどころは満載だ。
しかし無礼講、それでもお釣りが出るくらいカッコいいのだ。
無数に出てくる武術大会の出場者にも脱帽。
これがまさに、十人十色と言うのだろう。
では、良いFilm Lifeを!
ジェロ
自分が好きな映画だけをむさぼり観る男、ジェロ。
そんな彼が世間の人気や話題に関係なしに、偏食的に映画を紹介。
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ジェロ(sanpunkan-projectでの活動名)
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『片腕カンフー対空飛ぶギロチン』