「2分の1成人式」が小学校の行事として大流行しているらしい。
結局のところ成人式ではないし、文字通り、半分成人したかと言うとそうでもない。
単純に「生誕10周年」として祝った方が良い気がする。
そしてそっちの方がお祝い感が増す気がするのは、僕だけだろうか。
さて、なぜそんな話をしたかというと、先日、坊やの「ハーフバースデー」が行われたからである。
「ハーフバースデー」
これまた謎である。
「2分の1成人式」より謎である。
「2分の1成人式」は、「ハーフ」ではあるけれど、さっき提言したように「生誕10周年記念」だ。まだお祝いの意図が分かる。
しかしながら、「ハーフバースデー」に至っては、「生誕半年記念」である。確かに、小さい子どもが半年生きるのは大変に幸福なことではある。それは認めよう。
でも、いまいち記念感が足りない。
下の写真を見てもらえれば分かるけれど、当の本人も当惑しているようである。
そこで、ちょっと考えて欲しい。
例えにならないかもしれないが、例えば、とあるバンドが「結成半年記念ライヴやります!」と言ったら、あなたは何を思うだろうか。
僕は、すかさず「すっこんでろ」と言うだろう。
バンドと子どもを一緒にするな!という意見を頂きそうであるが、バンドだってそれなりの結成秘話があり、日々の練習や葛藤、もしかしたらケンカだってある。色々なドラマを背負ってやってるわけだ。中には半年も続かずに、志半ばで解散してしまうバンドだってあるよ。だからね、半年頑張ったバンドが「結成半年記念ライヴやります!」となるわけだ。
でも僕は、すかさず「すっこんでろ」と言うわけだ。
要するにね、「ハーフバースデー」って一体何なんだってことだよ。
まぁ、でも、便乗するけどな。
成長とは目の前の現実を暴くことなり。
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