『007 スペクター』
2015年公開
監督:サム・メンデス
主演:ダニエル・クレイグ
【あらすじ】
ボンド(ダニエル・クレイグ)は、スコットランド、グレンコウにある“スカイフォール”にいた。
スカイフォールは、ボンドの少年時代の思い出が詰まった生家。そこで焼け残った、とある写真を受け取る。
彼はM(レイフ・ファインズ)が止めるのも構わず、受け取った写真の謎を解くために一人でメキシコとローマを訪れる。
そんな中、すでに亡くなっている犯罪者の妻ルチア(モニカ・ベルッチ)と出会ったボンドは、悪の組織である「スペクター」の存在を知ることとなる。
【音楽】
前作のアデルや、デュランデュラン、ポールマッカートニー、マドンナなど、毎回豪華なアーティストが彩ってきたテーマソング。
今作「スペクター」では、デビューアルバムがUKチャート69週連続ランクインし、ギネスにも認定されたイギリスの歌手、サムスミス。
歴代007のテーマソングはアップテンポが多かったが、ダニエル作品ではスローテンポが多く採用される傾向があり、発表前からサムスミスが有力視されていた。
彼らしい哀しくも美しい歌声は、歴代のアーティストと一線を画す素晴らしい作品である。
「金髪のボンド」の有終の美を飾るに相応しい一曲となったのではないだろうか。
【見どころ】
噂では今作でボンド役を終えるダニエル・クレイグ。
前作に引き続きプロデューサーとしても参加していて、随所に過去の007作品に対するオマージュがあり、とても愛を感じられる作品になっている。
今作はクレイグの過去3作の映像が使われたりといつもと違う見せ方をしている。
スタイリッシュでスリリング。
その辺がブレないから、永遠の格好良いスパイ映画だと感じさせられる。
ただ、ブロフェルドのインパクトが足りなかった。
ボスキャラのカリスマ性が無く、ラストは少し消化不良を感じたかな。
次のボンドに期待。
では、良いFilm Lifeを!
ジェロ
自分が好きな映画だけをむさぼり観る男、ジェロ。
そんな彼が世間の人気や話題に関係なしに、偏食的に映画を紹介。
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ジェロ(sanpunkan-projectでの活動名)
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