『嘆きのピエタ』

(피에타, 英題: Pietà)2012年公開
監督 キム・ギドク
主演 イ・ジョンジン

 

【あらすじ】

とある韓国に、悪魔のような消費者金融の取り立て屋がおりまして。

ある日のことでございます。

その男の母親だと名乗る女が現れるわけでありんす。

最初は相手にしていなかった取り立て屋の男でありましたが、次第にその女に信用を寄せていくのです。

そして、悪魔の心にも少しずつ変化が現れるのでございまする…。

 

【見所】

韓国映画と言えば、甘ったるいラブストーリーものとバイオレンスものが代表的だ。

偏食癖のある僕は、後者が大好物である。

そして、今作も後者といえる。

ただ、定番のグロとは違う

それは、作品全体を包んでいる淡くて切ない空気感によるものだ。

その空気感がなんともいえない味を出していて、この作品を「ただのグロ映画」で終わらせないのだ。

女(チョ・ミンス)が多くを語らないし、男(イ・ジョンジン)も天涯孤独で根っからの悪魔ではないのだ。

観ている者を、ただただ、たまらなく切なくさせる。

特に、ラストシーンは映画史に残る名シーンとなっていると言っても過言ではない。

これはもうまさに、、、
グロさと切なさが織りなすレクイエムやぁ!

 
では、良いFilm Lifeを!

 

ジェロ


嘆きのピエタ [Blu-ray]


写真 2014-07-30 12 59 43

自分が好きな映画だけをむさぼり観る男、ジェロ。
そんな彼が世間の人気や話題に関係なしに、偏食的に映画を紹介。
そんな彼の今までの記事は下のリンクから読めます!

↓もっと偏食↓

test003


ジェロ(sanpunkan-projectでの活動名)
彼が運営するHPも是非!

senclll
senclll

http://senclll.com/


『嘆きのピエタ』