アバウト・タイム~愛おしい時間について~
(原題:About Time)2014年公開
監督 リチャード・カーティス
主演 ドーナル・グリーソン
【あらすじ】
舞台は、イギリスのグレートブリテン島、最南西部にあるコーンウォールというところ。
そこに住む青年ティム(ドーナルグリーソン)は、両親と妹、そして伯父の5人で暮らしていたとさ。
彼らは、どんな天気でも海辺でピクニックを楽しみ、ウィークエンドは野外映画上映を楽しむような、風変わりだけど仲良しなファミリー。
それはとても幸せだったけれど、自分に自信のないティムには悩みがあった。
その悩みとは、、、
「彼女がいない」ということ。
・・・・・。
笑わないで!
切実なんだから!
というわけで、切実な悩みを抱えたティム。
そんな彼の21歳の誕生日、話は急展開を迎える。
なんと、一家に生まれた男たちにはタイムトラベルの能力があることを父から知らされるのだ…。
それからというもの、ティムは、愛する家族や友人たちに巻き起こる様々な出来事を、タイムトラベルの能力を駆使して、悪戦苦闘しながらも乗り越えようとするわけだが、やがて重大なことに気付いていく。
そして、人生最大の選択が迫ってくるのだった。
【見どころ 】
『ラブ・アクチュリー』(監督・脚本2003)で長編監督デビューをはたしたカーティスにとって3作目であり、同時に最後の監督作となるのが本作。
カーティスは人の心を鷲掴みにする天才である。
監督ではなく、脚本を手掛けた作品で、『Mr.ビーン』(1989)、『ブリジッド・ジョーンズの日記』(2001)などがある。
これらの作品で、どれだけの人が心を鷲掴にみされたことか!
そんな彼の今回の作品、話自体はよくあるタイムトラベルものだけど、いつものヒーローになりたがりの主人公でなく、カッコよくない主人公なのだ。
でも、それが良い味を出していて、観る側が作品に入り込める要素の一つになっているように思える。
ネタバレになってしまうから明言は避けるが、個人的には、主人公と◯◯◯◯◯の別れのシーンがなんとも言えないくらい綺麗で涙腺崩壊。
あとはなんと言ってもメアリー役のレイチェル・マクアダムスが恐ろしくカワイイ。
今まで見てきた映画の登場人物のなかでダントツ!!
メアリー(レイチェル・マクアダムス)の登場シーンで可愛いすぎて震えるのは、僕だけじゃないはず。
「ベスト・オブ・カワイイ」っていう、安易な賞を作って贈りたいくらいですわ!!
そういうのも含めて、…いや、むしろそれだけで、今年公開の「偏食的良かった映画トップ5」に確実に入ります!
では、良いFilm Lifeを!
ジェロ
自分が好きな映画だけをむさぼり観る男、ジェロ。
そんな彼が世間の人気や話題に関係なしに、偏食的に映画を紹介。
そんな彼の今までの記事は下のリンクから読めます!
↓もっと偏食↓
ジェロ(sanpunkan-projectでの活動名)
彼が運営するHPも是非!