こんにちわんわん、RS-MANです。
さて、みなさん。
みなさんは公園で見掛けることのできる動物遊具さんをご存知ですか?
こういうやつです。
みなさんも子どもの頃に公園で出会ったことがあるのではないでしょうか?
可愛らしい彼らに、思わず心を許して話しかけたりしたことのあるファンシーな人もいたでしょう。
でも、たとえ話しかけられたとしても、表情を変えずにたたずみ、ただ色褪せていくのが彼らの仕事です。
切ないですが、愛らしい彼らです。
この動物遊具さんですが、どこの公園にもいるというわけではなく、見つけようと思うとなかなか出会えなかったりします。
しかし僕は、そんな彼らを探し出しました。そして、見つけたのです。
そこで分かったことは、公園にじっとたたずむ彼らは、遊具というだけでなく身を呈して子ども達に色々なことを教えようとしているということです。
そんな彼らの生き様をとくとご覧あれ!
『動物遊具さんから学ぶ6のこと』
①フクロウさん
まず僕が最初に見つけたのは3匹組のフクロウさん。チームワークの良いアイドルのようですね。
ちょこんと座っていて「かーわいいなぁ」と見ていたのですが、辛抱できず、乗っからせてもらいました。
座り心地は悪いです。
それにしても、この能面のような顔が子どもウケするのか心配でたまりませんが、彼らも彼らなりに頑張っているのでしょう。
人間の世界にも能面のような顔でやり過ごさなきゃならないことってたくさんありますよね。
彼らの表情の無い顔は、それを子どもたちに教えようとしているんですね。
②キリンさん
とんでもねぇ状態のキリンさんを見つけた時、僕は衝撃を受けました。
アゴで二つのブランコを支えていたのです。
簡単に言うと、アゴでのウェイトリフティングみたいな物なのでしょうか。
とりあえず、見てもらうのが一番早いですね。こんな感じです。
もう、なんと言いますか、毎日のように過酷なサービス残業をさせられている社畜のような状況ですね。
こんなん耐えられませんわ!
キリンさん可哀想に!
キリンさんの気持ちを考えずにブランコに乗るヤツの顔が見てみたいですね!
人間の世界にも「何でこんなことしなきゃならねぇんだよ!」ってことがありますよね。
そして、時にはそれに耐えなければならない時がありますね。キリンさんはアゴを犠牲にして子どもたちにそれを教えようとしているんですね。
③ウサギさん
晴れた日に見つけたのはウサギさんの巣窟のような公園でした。
ひとまず、乗ってみました。
耳が「ピーン!」ってなってるウサギさんの興奮具合は計り知れません。
しかし彼らは、声も上げずにいます。
公園の静けさがより、笑顔とのギャップを生み出して怖くなります。
で、とりあえず、乗ってみました。
こっちのウサギさんも「耳ピーン」状態。どうやったらその興奮状態を保てるのでしょうか。
とんでもないプロ意識ですね。
そして、皆さんも怪しいと思っているこのウサギさん。
なぜ薪を背負っているのか、ストーリーがちっとも分かりません。
ウサギと薪のストーリーなど考えていても始まらないので、とりあえず僕も背負ってもらいました。
なんか、心霊写真みたいになってしまいました。もちろん、僕が幽霊側ですね。
でも、一番怖かったのは、この公園の入り口にいた「動物遊具」ではないメスのウサギさんです。
何があったと言うのでしょうか。我慢出来ずに泣いたのか、マスカラがおちています。
人間の世界でも泣き笑い状態で「え、泣いてないよ?」と言いながら踏ん張らないきゃいけない時がありますよね?
ウサギさんは、子どもたちにそんな大人の世界を伝えたいのかもしれません。
④ウサギさん2
さっきご紹介したウサギさん別の意味で、常軌を逸したウサギさんを発見しました。
でかい。
宮〇駿さんの作品「風の谷〇ナウシカ」のワンシーンのような写真になってしまいました。
それくらいのスケールの大きさ。
思った以上に大きくされてしまった彼は、どんな気持ちなのでしょうか。
人間の世界にも、思った以上にハードルが上げられてしまう無茶ぶりってありますよね。
この特大ウサギさんは、それを大きな背中で子どもたちに語っているのでしょう。
⑤クジラさん
彼は、とある公園にポツンといました。
なんだか丸っこいシルエットが可愛くて、なでなでしました。
彼に触れたその時でした。
僕の心に直接訴える声が聴こえたのです。
「仲間のいる海へ行きたいよ」
クジラさん?
クジラさんの心の声なのでしょうか?
僕はなんだか使命感に突き動かされ、気付けば、クジラさんを海へと連れて行くことを心に決めていました。
よし!じゃあ、押してあげるから。海へ行こう!
何で、動かないのさ!そんなんじゃ、いつまで経っても海へ行けないよ!!
そうだよね。行きたくても行けないんだよね。
人間の世界でもそうですよね。「ここは自分のいるべき世界じゃない」と思っていても、簡単に動ける時は少ないですよね。
クジラさんは、自分の夢を犠牲にして、それを子ども達に教えているのでしょう。
⑥???
最後に見つけたのは、もはや動物ではありませんでした。
これは、何ですか。
ムカデですか?
子どもに何かを教えるつもりが無い顔ですね。
そういうヤツもいます。
人間の世界にもいますよね。このような「自分が楽しけりゃいいや!」という人です。
このムカデみたいなヤツは、そんな大人になったらアカンで!と教えようとしているのでしょうね。
動物遊具さんたち、すごいですよね?
みなさんも、動物遊具さんたちを見掛けた時は、彼らが子ども達に伝えたい事を汲み取ってあげてくださいね!
そして、思い切り遊んであげましょう!それが彼らを幸せにするし、優しい世界になるはずです。
おわり
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