2014年公開
監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
主演:マイケル・キートン
【あらすじ】
マイケル・キートン演じるリーガン・トムソンは、『バードマン』という映画でスーパーヒーロー・バードマンを演じていた。
『バードマン』は大ヒットを遂げ、リーガンはスター俳優の座まで上り詰めていた。
しかし、シリーズ終了から20年。
ヒット作にも恵まれず、家庭にも失敗。
気付けば、仕事も家族も失って落ちぶれた場所でくすぶりつづけていた。
しかし、リーガンは、そんな失意のどん底からもう一度、あの輝かしい場所へ這い上がろうとする。
レイモンド・カーヴァーの短編小説「愛について語るときに我々の語ること」を舞台向けに脚色し、自らの演出と主演でブロードウェイの舞台に立つことを決意するのだ。
【見どころ】
アカデミー賞作品賞など数々の賞を総なめにしている今作。
初代バットマンを演じていたマイケル・キートンが主演。
バードマンとバットマン。
過去の栄光に縋り、世の中から忘れさられるという、今回の主人公トムソンが持つ悩みや苦しみをマイケル・キートンにはよく分かっていたのかもしれない。
見事なカムバックだった。
怪奇が本物を証明した。
そして、合わせて注目したいのが、グラミーを4度も何も受賞しているドラマーのアントニオ・サンチェスの挿入ドラムが物語の奇妙さを一層加速させる。
全てが素晴らしかった。
最後に劇中の名ゼリフをご紹介。
「人は芸術家になれない時に評論家になる。ちょうど兵士になれない時に密告者になるように」
では、良いFilm Lifeを!
ジェロ
自分が好きな映画だけをむさぼり観る男、ジェロ。
そんな彼が世間の人気や話題に関係なしに、偏食的に映画を紹介。
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ジェロ(sanpunkan-projectでの活動名)
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