『ワイルド・スタイル』
1982年公開
監督 チャーリー・エハーン
主演 リー・ジョージ・キュノネス
【あらすじ】
ニューヨーク、サウス・ブロンクス。
レイモンドは覆面で顔を隠し、深夜に地下鉄のガレージへ忍び込む。
決して、忍者の真似をしている訳ではない。
地下鉄の車体にスプレーでグラフィティアートを描くためだ。
絵のモチーフは怪傑ゾロ。
レイモンドのグラフィティはカラフルで、見る者の心を掴んで話題となった。
しかし、そもそも車体への落書きは違法行為。
※良い子は真似しないでね!
ゆえにレイモンドは描き手として正体を明かせずにいた。
そんなある日のことだ。
新聞記者のバージニアから、仕事の依頼が舞い込む。
レイモンドは、仕事として描くことと自由に描くことの選択に思い悩むことになる。
【見どころ】
神の子と称される天才リリシストのNAS。
社会派ラップグループの代表Public Enemy。
パンクとヒップホップを融合させた伝説グループBeastie Boys。
上記の後に大物と呼ばれるようになるアーティストに、多大なる影響を与えたHIPHOPにおけるバイブル的存在の映画。
初公開が1982年。
だけど、今まで日本語訳付きのDVDが未販売だったため、今回の上映を多くの日本人が首を長くして待ち侘びていたに違いない!
で、肝心な内容はというと、、、
ストーリーとかが、どうとかいうわけではなく、HIPHOPな生き方の教科書代わりとして鑑賞すると良いかもしれない!
映画として見ようとすると「?」が多くなるかも。
それにしても、若き頃のアフリカバンバーダとか見れるのはファンにとってたまらない!
さて、今宵あたり、井の頭線にでもボムりますか!
※「ボムる」とは、「しでかす」や「かます」の意。
※つまり、「今宵あたり、井の頭線に落書きでもしますか!」的なアプローチ。
…。
映画に影響を受け過ぎただけで、決して犯行予告ではありません!!
では、良いFilm Lifeを!笑
ジェロ
自分が好きな映画だけをむさぼり観る男、ジェロ。
そんな彼が世間の人気や話題に関係なしに、偏食的に映画を紹介。
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ジェロ(sanpunkan-projectでの活動名)
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